たくさんの方から励ましの言葉をいただき、本当にありがとうございます。
私は元気です。ただ、声が出ません。笑
のどが弱いのです。体は元気なので、昨日は掃除や洗濯をたくさんしました。
シーツや毛布やマットも洗って、洗濯機を5回は回しました。
父が倒れた日から、来月のレッスン内容の発表やレッスンが8日連続と、やっと終わりました。
正直、疲れました。でも、仕事が私を救ってくれています。
仕事は私のよりどころ、私のとても大切なものの一つだと感じています。
だから、こんなにレッスンがあっても、何も予定を変えることなくさせていただきました。父が亡くなった日も、告別式当日も。
それは私にとってありがたい時間でした。
仕事は、仕事に集中させてくれるから。
みなさまにとても感謝しています。
***
父が警察に引き取られて、いつ帰るか。早ければ、今夜。遅ければ明日。
ということは、今日はレッスンすることができるなと思いました。
我が家は、母のおかげでみんなクリスチャンです。(兄以外)
教会で式をあげます。なので、まずは牧師先生への連絡です。
先生が起きて、連絡できそうな時間、8時すぎたらすぐに母に連絡をいれてもらいました。
そして、教会専属の葬儀屋さんを紹介していただきます。
牧師先生も、連絡しておいてくださいました。
連絡して、事情を話し、段取りを聞きます。
***
その前に、6時か7時ころに、警察が我が家に来ました。
亡くなった場所の写真撮影と、母と私への聞き取り調査。
簡単なものだと思ったら、本格的でした。
お金の場所・通帳・貴重品がとられていないか
あり場所を写真とらせてほしい。
父がどこで生まれてどのように暮らしてきたか、
初婚か、借金はないか、仕事はどうだったか?
私の家族構成も聞かれて、誠実に答えました。
そして帰っていかれたのですが、電話がかかってきて、
現在の検死では死因がわからないので、解剖したいと言われました。
自宅で亡くなると、ここが大変ですね。
こんなに警察の方は本気で調査するのだと感心しました。
解剖はされたくないけれど、兄も抵抗の電話をしましたが、
無理でした。
葬儀屋さんに後で聞くと、相当、切られていたようです。
妹は、父の手を握りたいと棺に入った状態の時に言ったら、
薬剤だらけでさわることはできない。顔だけはきれいにさせていただきましたと。
死因は、「心筋梗塞」と死亡診断書にありました。
後で、いろんな方に聞きましたが、主治医がいてかけつけていただけたら、
死亡診断書を書いていただけたようです。
しかし、父は死ぬような病気はなく、眠剤や下剤はいただいている病院はありましたが、夜中では連絡がつかない。
仕方なかったなと思います。
父は合理的な人なので、恐らく、「こんなことたいしたことない」「やることやったらええぞ」と言ってくれそうな気がしました。
***
16:30までに解剖が終わるので、17:00に葬儀屋さんに父の遺体を引き取りにいっていただきました。
そして、そのまま教会へ運んでいただき、私たちは教会で待ちました。
父の遺体が来るのを待って、納棺式です。
集まった身内だけで、賛美を歌います。
あとは、聖書の言葉を読んで終了です。ほんの10分程度でしょうか。
そして、葬式の打ち合わせと続きます。
教会の葬儀は、仏式よりもとても楽です。
遺体についていることをしなくていいので、家に帰って眠ることができます。
次の日は、前夜式 19:30~20:30
そして、告別式 13:00~14:00
初七日や四十九日もなく、葬儀が終わって、骨上げが終わればあとは、
お墓に骨をいつ入れるかなどは自由です。
***
それでも、やることはたくさんあります。
家族葬にしたので、親戚の連絡だけでいいのですが、会食の準備、だれが出席するかの連絡、店探し、メニュー。
参加者をある程度人数がわかっても、どんどん増えていきます。
会食の担当の方にも、どれくらい増えそうですか?と言われて
いや、これくらいだと思いますと言ったものの、後から後から増えます。
そんなものだとは知りませんでした。
また土曜日が葬儀だったので、出席しやすい日程でした。
日曜日だと、教会なので礼拝があるから、葬儀は延長されたと思います。
父の嬉しそうな顔が思い浮かびました。
土曜日に葬儀!抜群の日程じゃ!と笑ってます。
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◆前夜式・葬送式◆
・賛美
・聖書の言葉
・喪主(母)から故人のことを語る
・牧師先生のメッセージ
・兄からの挨拶
・父の棺前に献花(葬儀の時は、棺の中へ)
これがおおまかな流れです。
前夜式と葬式をまぜた感じで書いていきます。
母が父のことを話している時です。
母は父のことと神様のことを一生懸命話しました。
笑いもあって、緊張していたのに上手に話します。
仲の良い夫婦だったので、話しだしたら止まりません。笑
エピソード満載。
牧師先生のお話しも、心にしみました。
考えることがあって、集中して話を聞けなかったけれど、
心に残ったのは、「結婚式より葬式にいきなさい」という言葉。
その意味が、お葬式を出す側となった時、分かった気がしました。
これからは、できるだけ葬式にはかけつけたいと思いました。
先生の言葉をちゃんと聞けていない中での私の解釈だけれども、人の悲しみに寄り添ってくれる方が何倍もありがたい。嬉しい時より悲しい時に寄り添ってほしいなと思いました。
兄の最期の挨拶。
兄が涙をこらえて言葉につまった時。
兄らしいよい挨拶でした。「まだ信じられずまるで映画のようです」
「父はよく遊びに連れて行ってくれて、よくしてくれた」
父に感謝を込めた挨拶でした。
献花していきます。
父のお姉さん。「ぎーちゃんは、いつもやることが早いから。」と、
とても悲しそうでした。父はなんでもさーっとやってしまいます。
みなさん一人一人に献花していただき、花でいっぱいです。
花は心を癒してくれる素晴らしいものだと、わかりました。
ここから、瓜破斎場へ。
焼き場は写真撮影禁止なので、写真がとれませんでした。
15:00に予約しています。
30番中30番でした。
なんと混んでいる日なのか。
焼き上がりの時間は、16:45
それまでに会食です。
近くのお店を予約しているので、そこへ誘導します。
とても美味しかったです。
こういうものはあまり美味しくないのかと思ったら、美味しかった。
温かいものもでて、満足でした。
たくさんの親族が集まって、ご挨拶をしてまわりました。
親族が多い家系です。
父方が兄弟6人。母方が兄弟6人。全員ではないけれど。
親族が集まるといつも思います。
食いしん坊の「血」は争えない。
ほんとに、みんな食いしん坊で、夜にも我が家に数人集まってお茶したのですが、
散々食べてきたのに、私のスイーツを出したら、「これは別物じゃ~」と
わーーと手が伸びました。笑
***
こうして、葬儀から骨あげまで終わりました。
そして、まだ書きたいことがあります。
人の生死とは、やはり不思議なことが起こるのだなと思いました。
そこが一番書きたいことです。
それは、次に時間ができた時に必ず書きます。
ここまでおつきあい、長文を読んでいただきありがとうございます!