昨日、生徒さんから
「ベイクドチーズケーキが分離しましたー!」
とラインが届きました。
目次
分離したものと分離していないベイクドチーズケーキの比較
分離していないベイクドチーズケーキ
上からの写真
きれいな焼き色が一面に均一についています。
そして、しっかり高さがあがっています。
全体に膨らんでますね。
焼きたては、しっかりあがって、冷めるとさがってきます。
分離しているチーズケーキ
焼き色もぼんやりした感じで、均一に焼き色がついていません。
焼きたてなのに、高さもでていません。
分離しているベイクドチーズケーキの断面
チーズの生地が、上部と下部に分かれています。
全体がつながっていないので、点で存在して、重いものは下へ
軽いものは上へあがった様子がうかがえます。
食感は、上部はボソボソ 下部はつまった感じで
滑らかさがありません。
分離していないベイクドチーズケーキの断面
チーズ生地が見た目にも均一です。
なめらかな食感です。
ベイクドチーズケーキが分離した原因

生徒さんも書いていましたが、冷たい卵を入れたころから
あれ?おかしい?となったそうです。
分離したものを回復する提案
私が生徒さんにアドバイスしたのは以下です。
①卵が煮えない程度にガス火などにあてて、混ぜるを繰り返す
電子レンジでもいいですが、ほとんどステンレスのボールで作られている方が多いと思います。
ステンレスはレンジが使用できないので、ガス火を提案しました。
これはバターケーキが分離したときと同じ方法です。
彼女はベーシックコースに来てくださっているので、これを試してみたそうです。
上記を見ていただくとわかるように、分離が激しくなったら
もう少しがんばってまぜてみてください。
つながる可能性があります。
②フープロに入れて回す
まとめ:ベイクドチーズケーキを分離させないためには
すべての材料を常温で作業する
①今日はチーズケーキを作ろう!と思ったら、2時間前くらいから冷蔵庫の材料を室温におきましょう。
②急に作りたくなった場合、クリームチーズは冷たければ、レンジで少しずつチンしてゆるめます。
卵は人肌くらいの湯せんにあてると、冷たさがやわらぎます。卵はレンジで温めるのは危険です。
生クリームも冷たくて分離させる原因でもあるので、これも卵と同じように湯せんにあててください。
サワークリームを使う場合も、常温がいいですが、少量でしたら冷蔵庫から出したてでも大丈夫でしょう。
あとは、順番を守って、1つずつ丁寧に混ぜると、滑らかなおいしいベイクドチーズケーキが作れます!