昨日はインスタライブをしました。
初めてしたので、どれだけの方がおられたか、見る余裕もなく
たくさんのハートマークに気持ちが高まりました。
みなさん、ありがとうございました。
コロナ禍で、おうち時間が長くなったので、
テンションのあがるお菓子を作りましょう。
そして、家にあるもので作れるおやつ、
コーヒーゼリーを作りましょう。
そこで大事なものが、凝固剤。
今回は、アガーを使ったレシピをご紹介しようと思ったのですが、
ゼラチンに置き換えても作れるので、どちらもご紹介します。
まずは、それぞれの特性をご紹介します。
目次
ゼラチンとアガーの特性
<何からできているのか>
◆ゼラチン
牛や豚の骨や皮からとれるコラーゲン
◆アガー
アガーは商品名で素材名は、「カラギナン」
海藻からできています
しかし、アガーの方がなじみがあり、以下もカラギナンのことを
アガーと表記します。
<溶ける温度>
◆ゼラチン 50-60℃
◆アガー 80℃以上
<固まる温度>
◆ゼラチン 20℃以下 冷蔵庫で冷やし固める
◆アガー 60℃から固まり始めて35℃で完全に固まる 常温で固まる
<食感>
◆ゼラチン 口の中で溶けてなめらか
◆アガー 寒天とゼラチンの間の食感で製品によって違いがあり、寒天に近いもの、ゼラチンに近いものがある
口の中で溶けるというより、壊れていく食感
<作るときの注意ポイント>
◆ゼラチン
①高温で溶かすと効力が弱くなるので、50-60℃で溶かすこと
②タンパク質分解酵素をもつ果物は固まらない・パイナップル・キウイ・いちじくなど
◆アガー
①粒子が細かくダマになりやすいので、まずは砂糖としっかりまぜてから使用
②60℃から固まってくるので、手早い作業性が必要
「コーヒーゼリー」の作り方
<レシピ>
★飲んでおいしい濃いめのコーヒー 300g
★砂糖 24g
★パールアガー 12g
※ゼラチンの場合は9g
◆飲んでおいしい濃いめのコーヒーの作り方
1-2割ほど、いつものコーヒーより濃いめに作ります。
私の使っている豆では、
コーヒー豆 24g
水 360g
で、いつものように淹れてください。
300g程度のコーヒー液がとれます。
また、インスタントコーヒーでも大丈夫です。
300gにいつもより少し濃いめに作っていただければOKです。
<作り方>
①コーヒー液を半分は鍋へ、半分はボールに用意する
②アガーの場合は、砂糖をよく混ぜておく
ゼラチンの場合は、板ゼラチンなら冷水で10分ふやかす
粉ゼラチンなら、裏面の表記を見て必要な水をいれてふやかす
③鍋のコーヒー液を温める
アガーの場合、少し温まった時に砂糖とからめたアガーを加え、ホイッパで混ぜとかし、80℃になるまで温める
ゼラチンの場合、50-60℃に温まったら、火をとめて水をしっかりきったゼラチンを加えまぜる
④それぞれのカップや、バッドにいれて冷やし固める
アガーの場合、常温でも固まってくるが、冷たい方がおいしいので冷蔵庫へ 固まるまで30分くらい
ゼラチンの場合、20℃以下からゆっくり冷え固まるので必ず冷蔵庫で固める、固まるまで3時間程度は必要
<コーヒーゼリーの作り方をインスタライブでご紹介>