先日我が家の洋酒を動画でご紹介しましたが、ひとつづつ、
どういう風に使われるのかを教えて欲しいというリクエストが
ありましたので、ひとつづつご紹介したいと思います。
動画に撮りましたので、動画が見られる方は動画を
見れない方には、文章にしました。
お菓子で使う洋酒の中で、
一番有名なのはコアントローではないかと思います。
これは、オレンジのリキュールです。
リキュールとは何かと言えば、アルコールに香りと砂糖などを
足したものです。
このコアントローは、1875年に、パティシエの
エドワード・コアントローさんが開発したリキュールで、
2種類のオレンジの皮が漬け込まれています。
その為、とても香りが豊かで、その当時は飛ぶように売れました。
一般的に良く売られているものは、アルコール度数40度のものです。
お菓子の材料の展示会に行ったときに見つけたのですが、
日仏商事さんで扱っているコアントローは40度以外に、
54度、60度のものがあり、試飲させていただくと
54度のものが、40度のものよりもっと香りが豊かでした。
業者さん向けなので一般の方はもしかしたら
手に入らないかも知れません。
ネットであれば売っているかも?知れません。
日仏商事さんのサイトで、この3つのコアントローの
成分比較表が見られるのですが、
香りの強さ、持続性ともに54度のものが一番でした。
もし手に入る機会があれば、買われてみてもいいのではないかと思います。
では、オレンジのリキュールはどんなお菓子に使うのかというと、
何にでも使えます。
お菓子作りを始めたなら、まずコアントローを一本持って頂いたらと思います。
ジェノワーズのシロップをうつ時に足したり、
チョコレートの生地にもカスタードクリームに
少し足しても、どんなお菓子にでもこの香りは合います。
香りがあまり強くないので、どんなお菓子にも使いやすいです。
お酒の香りがきつくないので、お子さんにも好まれると思います。
私はコアントローも好きなのですが、
最近はイル・プルーさんのオレンジのリキュールも
レッスンでは使ったりしています。
よければ、一度試してみてください。