今日は、オーブンメーターを買ったので、それを試してみました。
動画に撮りましたので、動画が見れる方は動画を
見れない方には、文章にしました。
最近、生徒さんから「焼き菓子がうまく焼けない」というお話をよく聞くので、
オーブンメーターをお勧めしました。
そこで、私も教室のオーブンを測ってみました。
オーブンメータとは、オーブンの中の温度を測る温度計です。
300度まで測れます。
私は、タニタから出ているものを買いました。
まず、天板にオーブンメーターをのせてから、オーブンに入れて、
160度で余熱の設定をしましした。
余熱が上がった合図で、オーブンを開けて温度計を確認したところ、
150度にもなっていませんでした。
これは、衝撃的な事実でした。
続けてつけておいて、先程オーブンを開けてから2分半たったところで、
オーブンを開けずに中の温度計を確認すると、150度でした。
もう少し続けて6分半たったところで、ようやく160度になりました。
時間がたてば160度まで上がる、ということがわかりました。
うちのお菓子教室は、3台同じガスオーブンを用意しています。
リンナイのガスオーブンで、一番左のものが強め、真ん中、弱めと
思って、私はお菓子を焼いていました。
今回、3台とも160度で設定してオーブンを立ち上げましたが、
どれも余熱完了の合図で確認すると、150度くらいにしか
上がっていませんでした。
でも、私が一番強めと思っていたオーブンは余熱完了の合図から
6分半くらいかかりましたが160度まで上がりました。
今回3台オーブンの温度を測ってみて、まさか10度も差があるとは
思っていなくて、私もびっくりしました。
余熱完了の合図があってからも5~10分くらいは、
オーブンを立ち上げ続けておくことが大事だな、
そして、これからはそうしていこうと思いました。
他の先生方ともオーブンについてお話したんですが、温度計だけでは
測れないものもあります。
温度計では3台とも同じに見えたとしても、
風の強さとか火のあたり方も影響するので、オーブンそれぞれの
個性を知ってやっていくしかないなと思います。
同じ種類のオーブンでもそれぞれ個性が違うので、
数字だけでは測れないのですが、自分のオーブンがどれくらいの温度を
出しているか知っておくと参考になると思いました。
今回は、予熱が上がった合図があってもしばらくつけておいてから、
入れる方が良いということがわかりました。
参考にしてみてください。