単発で受講できる「シーズンレッスン」、4月は2種類のバターケーキをクグロフ型で焼いています。
お菓子もランチレッスンも、ちょっとしたアイデアを盛り込んだレッスンで、それが好評です。
バターケーキは、基本的な配合があります。
卵・砂糖・バター・小麦粉
これが、1:1:1:1です。
卵が100gなら、砂糖100g バター100g 小麦粉100g
の配合です。これをイギリスではパウンドケーキ、フランスではカトルカール(1/4)と呼んでいます。
私はこの配合を動かします。
最近のバターは、昔と違って水分が多く卵とバターが1:1では分離します。
10パーセントほど卵を減らした配合にします。
今回は、私が大好きなバナナを使います。古~~くなったスイートスポットと呼ばれる黒い点々が出ている状態から真っ黒になったものでもOK
できるだけ古いとバナナはいい香りを放ちます。
ライフのプレミアムバナナおいしいです。完熟王もおいしいです!!
レッスンに来た方にはお話ししたのですが、私はこの仕事をする前に
バナナケーキをたくさん作っていました。何かあればバナナケーキを作っては渡していました。その頃は配合も考えず、ただバナナが好きなのであるだけバナナを入れてました。その頃の配合を元に、今回はレシピをたてました。
そして、ちょっと工夫を。バナナをキャラメリゼして、いれます。
香ばしいキャラメルとバナナは、いい組み合わせです。そして、最後はラム酒ですね。
もう一つは、そば粉のバターケーキです。これが、想像以上にいいものができました。
香ばしくて素朴な味わいです。しかし、ちょっとアクセントにフランボワーズを忍ばせています。
ちょんとあるだけのフランボワーズがきゅっとききます。
おいしい!って思います。
そして乳化することをしっかり教えました。
バターに卵、油に水分を合わせるにはどうしたら分離しないか。
大事なのは温度です。
分離すると、油と卵と小麦粉が別物になります。
すると、何が違うかといえば、焼いた日はわからないと思いますが、
日がたてば、油は別にあるので、オイリーに感じ、酸化が早い。
そして、パサつきます。乳化したものとは全然違う食感になります。
できれば、きちんと乳化した生地で作りたいですね。
デザートはこんな感じです。
シフォンケーキの残りがあったので、好きなものを選んでいただき試食していただきました。
ランチは、カツサンドと洋風味噌スープ
これもちょっとしたアイデアです。おいしい!の声が絶えませんでした。
ちょっとしたことをレシピにするには勇気がいりますが、でもそれが一番使えると思っています。
奈良から届くふんだんの野菜をいれました
今回もいいレッスンだったなと思いました。
「こんなにバターケーキを丁寧に作ったことはない!」と。
焼き菓子こそ、実は難しい。全然おいしいものに仕上がります。
来月もいいレッスンです!
リバイバルレッスンで「チョコバナナロールケーキ&しっとりスコーン」
バナナ愛が爆発してしまっていますね。
本当においしいレシピです。スコーンもこれは!と思っていただけるものですので、興味があればぜひお越しください。
1000円オフ企画です。初めての方もぜひどうぞ!
5/11土 お菓子のみレッスン 残席1
5/16木 時短ランチつきレッスン 残席2
5/17金 時短ランチつきレッスン 残席1
5/18土 時短ランチつきレッスン 残席1
ここまでお読みくださりありがとうございます。
実はひそかな計画があります。
「SNACKひすなずた」をしたいと計画しています。
夜17時ころからオープンして、お料理好き・お酒好きの私の楽しい時間としてやってみたいなーと思っています。ひすなずたに来たことがない方でも、どんな所?と興味のある方もおいでくださいね。また近日中に決めてブログで案内します。さーって、私は月曜日から東京出張です!また、レポートしますね!
ここまで読んでください、本当にありがとうございます!!