お菓子で夢をかなえたい人を応援する
おおしたかおりです。
昨日、生徒さんから質問がありました。
目次
Q ジェノワーズ(スポンジ生地)を焼いたらどうやって冷ますのですか?
逆さまにクーラーにのせるのか?
そのままクーラーにのせるのか?
A 私はそのままクーラー(網)にのせて冷まします
(型からはとりだします)

それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。
①逆さまにスポンジを冷ますメリット
1.逆さまにすると上面が底になり底と設置しているところが平らになる。
生地が熱いうちは、形が不安定です。ふんわり丸く焼けた上面をまっすぐに
平らにしたときは、この方法は有効です。
2.蒸気が抜けるとき下から上に抜けるので全体がしっとりする。
これは、私はそれほど実感することがありません。
私はジェノワーズ(スポンジ生地)には、ほぼシロップを打ちますので
あまり気にしていません。
②逆さまにスポンジを冷ますデメリット
1.クーラーに生地がひっつきやすくはがれる
③焼いた状態のままで、スポンジを冷ますメリット
1.底面がまっすぐに仕上がる
④焼いた状態のままで、スポンジを冷ますデメリット
1.しっかり焼けてなければ、上面の真ん中がへこむ可能性がある
→きちんと焼いていれば大丈夫です。へこまみません。
⑤私の考え
<上面がまっすぐでなくてよい>
私は、スポンジケーキを使うお菓子は、ほとんどがスライスする前提です。
ですので、上面を平らにする必要がありません。
さらに、スライスするので、底面が平らな方が重要になります。
<ひっくり返すと、型紙が邪魔になる>
型紙をしっかりしたコピー用紙で作り、ケーキよりも出ているため
ひっくり返すと、逆に底面がそってあがってしまいます。
底面を平にするためにも、私は逆さまにしません。
ということで、逆さまにする、そのまま冷ます
それぞれのスポンジのそのあとの使い方や、
紙の性質などありますので、合う方をお選びいただいたらいいかと思います。
また参考にしてください。