大阪市生野区のお菓子教室ひすなずたです。
ヘラの使い方で、そんなにお菓子づくりが上達する?!と思ってませんか?
私が6年近くのべ2000人以上生徒さんを見てきた中で、泡立てまではよかったのに、急に状態が悪くなるのは、
ほとんどこのへらの使い方です。
私と同じ回数まぜているのに、まざっていない
粉けがなくなるまで混ぜると生地がぺっちゃんこ
逆に怖がってまぜが足りずに、まざっていない
そこに粉が残っている など
へらを上手に使うことができると、ぐんとお菓子作りが上達します。
なので、私は、ベーシックコースでは、へらの使い方をとにかく上手になってもらうことも大きな目的の1つです。
こうして、お米を入れて、練習してもらいます。
一度身に着くと、定着するので、安定的な混ぜ方を体得することができます。
へらのまぜ方には大きく分けて3つあります。
①Jの字まぜ(のの字、花びらまぜともいう)
効率よくいつも違うところを、大きくまぜることができる
主に生地に粉を入れた時に行います。
②きりまぜ
ぐちゃぐちゃと混ぜるのではなく、線を書くようにまぜます
主に、クッキー生地で、小麦粉を入れた時に行います。
③チョコレートまぜ
へらを底に付けてぐるぐるとまぜます
チョコレートをへらで乳化させる時に行いますが、
他材料をしっかりまぜる時にも行います。
ベーシックコースで、へらの使い方も一緒に学びましょう。
基礎的なメニューと共に、素材の特性も知ることができ、
これからお菓子づくりをする上で、大切なことがたくさんあるコースです。