昨日は、岐阜県から日本料理店を経営されている
近澤さんが来てくださいました。
お店のカフェタイムにお菓子を出したいとのことで、
お菓子を基礎から学びたいと「ベーシックコースプロ」で
1年間学んでくださいました。
昨日はシュークリームのレッスンでした。
日本料理の板前さんでもあり、代表取締役でもあります。
岐阜県に大きな店舗、3店舗を経営されています。
近澤さんとの出会いは、コルドンブルーです。
近澤さんは、コルドンブルーでフランス料理を学ばれていました。
その当時は、私はお菓子を学んでいたので違うクラスでしたが、
何度かお話したことがある方でしたが、
こんなに深いご縁になるとは思いませんでした。
私がお菓子教室を始めたときにも、2-3回来てくださっていました。
その時は、お菓子を趣味で学びたいとおっしゃってました。
数年あいて、「お店に出すお菓子を学びたい」と本気モードで来られました。
その場所に選んでいただけて、本当にうれしく思いました。
奮起しました。
お役に立てるように教えたい!と思いました。
近澤さんは、レッスンに対する姿勢に頭がさがります。
岐阜県から来てくださるのですが、遅刻したことはありません。
そして、いつも服を全身コックコートに着替えてくださいます。
遠くから来られるのに、荷物が重たくなるにもかかわらず、
エプロン1つ持ってくるだけでなく、上下のコックコートを
着てくださいます。
私に礼をつくした態度で、参加してくださいます。
やはり、すでにお料理をきわめておられる方を教えるのは私もひるみます。
けれど、それをはねのけてくださり、尊重してくださる態度で
レッスンを受講してくださることがうれしく、
この方に、一生懸命教えたい!と思いました。
生徒の態度で先生の態度も変わります。
先生は先生からできるだけ引き出してほしいと思っています。
だから、やもえない事情がない限りは、遅刻すると
先生の奮起がさがります。
きちんと事情を説明してくださるといいのですが、
遅刻するということは、そういうことなんだなと思い、
残念な気持ちで向き合うことになります。
お互いにもったいないなと思います。
近澤さんは、先生にやる気を出させてくださる方でした。
いつも「はい」とお返事をしてくださいます。
一流の方とはこういうことなのか!と、逆にいつも勉強させていただきました。
試食タイムの時にたくさんお話してくださいます。
経営者なので、その話もとてもおもしろい。
そして、一番すごいなーと思ったのが、
「高校生の時に、英語が不得意だったので、アメリカに行って学ぼうと思って留学した」
そして、その費用はすべて自分で稼いだそうです。
1年間の留学費用は、200-300万円を高校生で稼いで。
不得意なことを、得意にする方法。
すごいですね。
もう発想が脱帽です。
私が鍛えられた時間でした。
遠いところからいつもありがとうございました。
【近澤さんのお店】
「天近」
本店の情報
住所 | 岐阜県大垣市直江町200 |
TEL | 0584-81-6285 |
営業時間 | 11:30~2⁰:00 |
(カフェ13:30~17:00) | |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 100台 大型バス9台 |