大阪市生野区のお菓子教室ひすなずたです。
私が何よりも大切にしているものは、「娘たちと過ごす時間」です。
そのために、この仕事を始めたといっても、過言ではありません。
ここぞって時に、自由に時間を使いたかったのです。
それが、この5日間。
私は、それほど器用でなく、1つのことに集中してしまいます。
レッスンをしているときは、あまり他のことが考えられません。
レッスンを前半に集中させて終わらせて、5日間は、準備を手伝ってやろうと決めました。
アメリカへ約1年(10ケ月)留学します。
<高校交換留学の概要>
現在は私の娘は、高校3年生です。高校交換留学です。
単位をとることができるので、留年することなく、卒業できます。
もちろん、1年生でも2年生でも留学に行くことはできます。
帰国は、6月頃なので、卒業式はでるこができませんが、
6月に、一人卒業式をしてくださるようです。
娘は、「アユサインターナショナル」(最後にリンクあり)という、機関を通じて、留学に行きます。
他にも、同じような留学機関があります。
アユサの特徴は、アメリカのみの留学を扱っています。
◆どの国に行く?
最初に、留学に行くならどの国がいいかと悩むと思います。
アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス、最近は、フィリピンも人気だそうです。
渡航費が安くて、英語がきれいだそうです。
カナダ・オーストラリアは安全で自然が多いイメージ、
イギリスは伝統があり、ヨーロッパを感じることができる。
そして、アメリカはやっぱり、大国。危険も多いけれど、世界を見ることができそう。
フィリピンは同じアジア圏として、生活や人種差別などの点でも、気が楽です。
どの国もいいと思います。
娘がアメリカを選んだ理由は、アメリカのドラマが大好きなのです。
あの世界に行ってみたかったのだと思います。
憧れの国へ行くことができて、そこで生活できて、なんと幸せだなと思います。
子供から見て、選ぶ理由はそんなことだったりします。
私が大事にしたのは、「彼女の意思・選択」
彼女が行くのだから、お母さんが勧めた国に行ったと思われたくなかった。
それを理由にがんばれなかったら、残念だから。
*余談~ドラッグについて~*
留学を検討している時に、いろんな方にお話しを聞きました。
ちょうど、カナダ在住の方が帰国したり、アメリカニューヨークの上の方の都市で、大学へ留学していた子に
会うことができました。
アメリカは、ドラッグがはびこっていて、日常的にある様子。
アメリカ留学の子は、寮に入ると、ドラッグの香りがいつもあった。
カナダも合法ドラッグがあるようで、コミュニティでしている様子。
「家族ぐるみで、ドラッグをしているよ」
ドラッグがはびこっているのは、アメリカか!と思っていましたが、カナダも負けないようです。
「NO!」と、断ることができること。ノリに負けないこと。
それが何より大事だと、現地の方々がおっしゃってました。
だから、アメリカでもいいと思いました。
娘は、嫌なことは、しっかり断ることができるようです。
◆誰でも行けるのか?
ELTiS という試験を受けて、規定の点数に達しなければなりません。
試験は、何度か受けさせていただいて、既定の点数に届けば大丈夫です。
娘は、1回目は合格点に届かず、「12月末までに、合格する」条件つきで、留学が決まりました。
1ケ月か2ケ月に1度テスト開催してくださるので、チャンスはたくさんあります。
娘は、2回目か3回目で合格しました。
でも、得点が高い方が、ホストファミリーが早く決まりやすいので、
何度も受けて点数をあげるように、アユサは勧めてくれます。
◆費用は?
アユサのHPには、
- ・受入団体のプログラム管理・運営費用
- ・地域スタッフ経費
- ・アユサインターナショナル日本事務局運営費用
- ・留学先の国にて到着時以降行われる現地オリエンテーション費用
- ・入・出国時の通関税、空港施設使用料金等
- ・団体保険費用(国により保障内容が異なります)
とありました。
おおまか200万円支払ったと思います。
往復の飛行機代・保険・VISA取得・ホストファミリーの調整などが
含まれていると思います。
ホストファミリーへの費用はありません。10ケ月、無料でお世話してくださいます。
他には、アメリカの現地の公立高校に通うので、その費用もありません。
*他にもかかる費用*
●現地の高校に通うためには、予防接種ができているかが条件になります。
ポリオは追加で2回 このポリオを私費で払うと、1回1万円です。
髄膜炎・A、B型肝炎など10本以上は打ちました。 合計で10万円はかかります。
●スーツケース代
大きなスーツケース 3万円くらい
これを念頭においてなかったので、驚きました。
●ホストファミリーや未来の友達へのお土産
ホストファミリーへのお土産は、過度にならないように気をつけましたが、
つい感謝の気持ちで、買ってしまいました。
日本の文具が人気だそうで、100均一ではなく、阪急百貨店で日本らしいレターセットや、
大阪城のハガキ、漆塗りのお箸のペア、私好きなの出汁醤油や、キューピーのマヨネーズも。
手作りの石鹸ももたせました。
他にもなんやかんやと買ってしまった気がします。
未来のお友達には、ハイチュウを持っていきました。
ものすごい人気と聞きました。
●おこづかい
フォストファミリーがお世話してくれますが、ランチ代やちょっとした買い物など
お金が必要です。
荷物は、1週間暮らせる程度の衣類を持って行っているので、現地で買うことになります。
月々いくらもたせたらいいか、とりあえず、1日 1,000円として、1ケ月 3万円と考えました。
◆お金の持たせ方!
これも悩みました。
いろいろお話を聞いて、娘がどうしたいかを中心に決めました。
アユサの説明会に行ったときに、去年留学していた先輩が話をしてくれました。
彼女は、全部、現金で持って行ったそうです。
送ってもらうお金も現金で封筒で届きます。
カード社会と聞いていますが、高校生にすると、扱いのわからないカードより
現金の方が安心感があるのでしょう。
その話を聞き、娘も現金がいいと。
そして、何かあってお金を送るのは大変なので、デビットカードを持たせました。
日本で、何度か使わせて、デビットカードの使い方も練習しました。
◆携帯電話は?
これも悩みました。
娘はソフトバンクなので、アメリカ放題(ソフトバンクなら、アメリカは無料で使用できる)
でのりきれるかと思ったのですが、
はっきり言ってくれる人はおらず、結局、アメリカでSIMカードを契約し、
今あるアイフォンに入れて使うことにしました。
国際線のある空港の携帯電話屋さんなら、詳しいかもと話しを聞きに行きました。
そのソフトバンクの方も、10ケ月は長いので、わかりません。とおっしゃって、
無難にするならと、SIMカードの契約をおっしゃってました。
ホストマザーにも、相談して、「ミントコール」という、プリペイドのSIMカードを
提案してくれたりしたので、ホストマザーに頼ることにしました。
でも、一番携帯電話がほしいのは、飛行機に乗って、ホストファミリーと会うまで。
なので、アメリカに行ってホストファミリーに会った後、日本で私が解約します。
契約者が母親の私なので、解約できるのです。
携帯電話がなくとも、SIMカードがなくても解約できます。
これは、ラッキーです。
私が悩んだポイントをおおまかに書いてみました。
参考になりましたか?
今朝、早く起きて、娘に手紙を書きました。
旬の私の想いを彼女に伝えたかったので。
娘がいなくてさみしくなるかなーと思ったのですが、
彼女がアメリカで頑張っていると思うと、私は勇気をもらえる気がしました。
私もがんばれる。
とても嬉しいこと。
他の国を知らないのでわかりませんが、アメリカで高校生活をするのは、
とてもハードなようです。
移民がたくさんいるので、英語ができないなんて理由になりません。
「英語ができないので、課題がわからず、課題ができませんでした」なんて、相手にしてもらえない。
普通にアメリカの高校生として扱ってもらえるようなので、最初の3ケ月は泣いて暮らすと聞いています。
それを乗り越えると、次の世界が開ける。
なんとうらやましい経験でしょうね。
今、ちょうど成田にいる頃だなー。
今日は、台風で、ちょっとてんやわんや。
大阪-成田の飛行機が欠航となり、あわてて、新幹線に飛び乗らせ、
荷物が大きいので、手伝っていたら、発車して、私も京都まで行ってしまいました。笑
娘の乗るアメリカン航空は、2時間遅れて出発。
ダラスで乗り換えの便が、それでは間に合わず、それをどうするか、彼女が、チェックインカウンターで交渉。
がんばれ!
いっきに成長しそうです。
長い文章におつきあいありがとうございました。
また、娘からの報告や、書き洩らしたことあれば書きますね。
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