完璧なタルトストーンの代用品を発見:お菓子作りのレベルを上げる! / 大阪・お菓子教室ひすなずた

ベーシックコースレポート
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こんにちは。

 

ベーシックコース11月は、「ブリゼ生地」を作ります。

 

ブリゼ生地とは、練りこみパイ生地とも言われ、

甘くない生地です。

 

タルトタタンや、キッシュなどに使われていますね。

ベーシックコースでは、

紅玉のりんごを使って、りんごのタルトを作ります。

 

この生地、とても美味しいです。

 

パイ生地を買うのでしたら、この生地は比較的簡単に作れるので

作っていただけたらといいなと思う生地です。

 

さて、ブリゼ生地は通常はタルトストーンを使います。

私は、タルトストーンの代わりに手に入りやすい「小豆」を使用します。

万が一、小豆が残っていて口に入っても大丈夫というのと、

小豆なら、スーパーで買えるので。

何度焼いても大丈夫です。

私は、お菓子教室8年目ですが、ずっと使っています。

何度も焼かれて黒くなってきています。

 

ブリゼ生地を、タルトストーンなしで焼いてみました。

こんな感じになりました。

※上の写真はフチに飾りをした敷き込みですが、

これはフチ飾りはしていない状態で焼きました。

タルト型の高さで生地をカットした敷き込みです。

底面は膨らみ、側面は落ちてきて、

これでは何も入れれない状態です。

タルト型と並べてみました。

タルト型よりも低い高さですね。

 

タルトストーンのおかげで、底生地があがらない、側面が支えられているのが

 

よくわかりました。

 

さて、では「シュクレ生地」はどうでしょうか?

シュクレ生地は、甘いクッキーにもなる生地です。

アーモンドタルトなど、甘いタルトによく使われています。

私はシュクレ生地には、タルトストーンは使用しません。

焼き縮みがあまりなく、側面の生地もおちにくい。

 

特にクッキーに向いている小麦粉を使用して、

タルトストーンを使用しない方法をベーシックコースでは

お伝えしています。

 

先日、ベーシックコースプロのマンツーマンの機会があり、

2種類の粉を使って、試してみました。

 

「リスドォル」と「エクリチュール」

焼き色は、生地の厚みに影響しているだけなので、

そこは関係ないと思ってください。

焼き縮や側面の生地の立ち上がりをみるところ。。

あまり変わりないことがわかりました。

 

これは、ベーシックコースプロのお急ぎコースのBさんとの

レッスンでした。

なぜ?を知りたいことと、検証作業を喜んで受け入れてくださるので

私もさせていただきました。

 

リスドォルを使用しても大丈夫です!

(ベーシックコースのみなさん!またレッスンでもお知らせします)

 

さて、Bさんから質問が来ましたので、一部ご紹介します。

とてもよい質問ばかりでしたので、

一部をみなさんにご紹介したいと思いました。

 

***Bさんの質問と私の回答***

いつも色々な質問に答えていただいて有難うございます。
先生とのレッスンは、非常に楽しく、
分かりやすく、勉強になっております。
次回もすでに楽しみでなりません。
① シュクレに関しては、空焼きの時もや中身を入れてからも
 180度で焼く、という感じでしたが
  ブリぜの空焼きはなぜ220度と高温なのですか?
(中身を入れてからは180度でしたが・・・)
~私の回答~
◆高温の方が、生地を浮かせることができるので、
 パイ生地(フイユテ生地)などは高温で焼きます。
 ブリゼ生地は、簡単パイ生地なので、
 高温で生地を浮かせるように焼きます。
② ブリぜに関して、冷たいバターを使う事でグルテンの形成を抑える、
という事ですが
別のお菓子の本で、柔らかいバター(ポマードバター)を使う事により、
ショートニング性が発揮されて、グルテンの形成を抑える、
とも書いてありました。
バターには、グルテンの形成を抑える温度帯が、二つあるような感じですか?
~私の回答~
◆バターのショートニング性とは、言い換えれば、
 「サクサクする性質をもつ」ということです。
バターの性質のひとつに「ショートニング性」があるといことです。
「ショートニング」という植物性油脂があるのですが、
 それを使うとサクサクする油脂です。
そして、バターはどんな状態でもグルテンの形成をおさえます。
ショートニング性を一番発揮するのは、
全体にバターが広がりやすい温度帯が、
やわらかい状態の時なのでそのように書いていると思います。
◆冷たいバターがよいのは、小麦粉にとって、
 冷たい温度がグルテンができにくい状態です。
 温かいと小麦粉はグルテンを作りやすい状態です。
③ パートブリゼを作る際、
先生のレッスンでは卵を使いませんでしたが、
他のコルドンブルーの二つのレシピでは、
両方とも卵を使用していました。
ブリぜ生地で、卵を使うのと使わないとでは、
どのような違いがありますか?
 (味、食感など)
~私の回答~
◆卵を使うレシピの方が多いかもしれません。
水を使うとさっぱりして、しっかりします。
卵が入ると、焼き色がつきやすく、やや柔らかく仕上がります。
(微妙なくらいかもしれませんが)
卵の風味も多少あるかもしれません。
明日からお菓子作りの復習実習の開始です!
◆はい!がんばってください!
基礎から習いたい、
また自己流でされていた方に、
学び直したい方、
初心者だけれどもきちんと学びたい方!
・将来お菓子教室をしたい方
・カフェでおいしいお菓子を出したい方
・パン教室・お料理教室でさらにお菓子を教えたい方
プロとして将来働きたい方は、

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