今日は、クッキーが固くなる理由について説明します。
動画に撮りましたので、動画が見れる方は動画を
見れない方には、文章にしました。
昨日、娘と話していて、そろそろ友チョコの季節で、
みんな色々作ってくれるそうなんですが、
友達が作ってくれるクッキーがとても固いらしいんです。
「なんであんなに固くなるの?」と聞かれました。
答えはこうです。
クッキーが固くなる原因のひとつは、混ぜすぎです。
小麦粉と水分を合わせてどんどん混ぜると、グルテンがどんどん出来ます。
グルテンは、パンの場合はたくさん出来るように作るのですが、
お菓子ではあまりできないように作る方が、おいしくできます。
混ぜすぎてグルテンがたくさんできると、生地が固くなって
焼き縮んでしまうので、焼き上がりが固くなってしまいます。
なので、小麦粉を入れたら切り混ぜといって、あまり練らないように
混ぜていくのが、おいしいクッキーをつくるコツです。
また、焼きすぎも固くなる原因の一つです。
あまりお菓子を焼いた事がないと、しっかり焼きたくなって、
焼けたかな?どうかな?と思っているうちに、
どんどん焼いてしまって、どんどん固くなってしまいます。
本来のクッキーの焼き上がりは、結構やわらかい状態です。
まだかな?と思っても、裏を見て焼けていれば大丈夫です。
不安になってどんどん焼いてしまう前に、
裏を見て確認するようにしてください。
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