私は、お菓子のレシピについて説明を大切にしています。
まず、レシピを説明してからお菓子作りが始まります。
私はお料理も好きでよく作ります。
私のお料理の作り方は、大筋があって、あとはその時に応じて
こうしよう!と思ったら足したりしながら作ります。
お料理は、多少順序が前後しても、リカバリーができます。
例えば、だいこんは水から湯がいた方が甘みが出て美味しいけれど、
お湯から入れたら、ちょっと固くなるけれど、食べれます。
お菓子は、お料理とは違って、「計画書通りに作る」こと
「注意ポイント=コツ」を逃さずに、作れるか!
ちょっとゲームみたいですね。
きちんと順番にコツを押さえながら、作れるといいものができます。
お料理のように、あとでリカバリーがききにくいから、
最初から頭に入れてからスタートしないと、失敗しやすいです。
そんなことを、レッスンに来られたら、まず説明します。
レシピをご説明する時に、材料についても説明することもあります。
ベーシックコースや、特にプロコースでは、できるだけ詳しく説明します。
その中で、はちみつが入っているレシピがあるので、
砂糖に代用できる話をしています。
私の情報源は、信頼している本と、信頼している先生と、経験です。
本から学ぶことも多く、蜂蜜を砂糖に代用した時の割合は、
状態によって甘味の強さが違います。
状態というのは、α型とβ型のときということですが、
現段階の私の理解で
おおまかにいうと、温かい時と冷たい時の状態と理解しています。
温かいと蜂蜜は、砂糖の70%の甘みで
冷たいと蜂蜜は、砂糖の80−160%の甘みです。
難しい話でややこしいので、実際に作ってみました。
動画でお話していますので、よかったらご覧ください。
動画を見れない方は、こちらを書き起こしました。
A. はちみつ入れたもの
B. はちみつと同量を砂糖に代用したもの
の考え方で、2つのベイクドチーズケーキを作りました。
<結果>
◆はちみつの方が焼き色がつきやすい
◆蜂蜜の風味があり、砂糖はない
◆はちみつの方がしっとりする
◆砂糖の方がさっぱりした仕上がり
(さっぱりしているのも美味しいです)
◆甘さだけを考えるなら、はちみつの1.25倍の砂糖を加えると同じ程度の甘さになります。
と言った具合に、代用すると同じものにはなりませんが
このようになると理解して代用すると
お菓子の世界が広がるなと思っています。
また参考にしてみてください。
◆基礎からお菓子を学びたい方は
現在キャンペーン中!!!
4月スタート生募集中!!
◆お仕事として活用したい方は
◆お料理もお菓子も学べる単発レッスン
3月20日・22日残席あります
スフレチーズタルト・ポルチーニ茸のクリームパスタ