今日は、ちょっと自己紹介というか、過去の私についてお話します。
何度か話したことがあるかもしれません。
私は、文章を書くのが好きです。
特に感情をのせて書いているときは、時間を忘れて書いています。
ただ、キャッチコピーが苦手です。
これはなぜできないのか?
今、取り掛かっている企画でキャッチコピーを勉強しながら
考えていたらわかった気がしてきました。
少し話はさかのぼりますが、私は昔、実は恥ずかしながら
コピーライターになりかたったのです。
就職難の時代で、広告代理店や出版社や新聞社には就職できず、
求人情報誌に採用されました。
雑誌を発行しているから、ちょっとの記事ページにでも食い込めたらと
思っていました。
そんな訳もなく、営業補助の仕事をしていました。
でも諦めずに、コピーライター養成講座というものに、
仕事を終わってから、通い始めました。
有名なコピーライターさんが来て教えてくださいます。
関東だったら、糸井重里さんなど来ていたような講座でした。
6ケ月通って、そこの紹介でコピーライターとして就職することができました。
しかし、全然コピーが書けません。
どうやったら書けるのか??
悩みに悩んで会社を辞めました。
今でも、キャッチコピーには悩まされます。
そして、その答えを昨日見つけた気がします。
その答えが乗っていた本です。
私がこれだ!と思ったフレーズを転記します。
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【書けない原因】
ブログでもメールでも、何か文章を書く必要があり、「よし書くぞ!」とパソコンに向かった
ものの、うーんとうなって真っ白な画面を見つめ、指が止まったままになることはないだろうか?
書けないのは、一般的に思われているライティングスキルの問題ではなく、「リサーチ不足」が原因だ。
プロのコピーライターでも、純粋に書いている時間より、ネタ集めをしたり、構成を考えたりする
時間の方が圧倒的に長いのだ。「現代の広告の父」と呼ばれているディヴィッド・オグルヴィでさえも、
書く前の調査は3週間くらいの膨大な時間をかけたという。
だから「書けない」と手が止まったら、潔く書くのをやめて、トピックに関連するネタ集めを
するのがおすすめだ。ライティングは料理と同じで、集めた素材以上のものは書けない。「いい文章」
を書くには「いいネタ」が必要なのた。
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この文章を読んで、これだと思いました。
ネタ集めをきちんとしていない。
それだったのか。
あの頃から考えて、20年。
やっとみつけました。
高価な本でしたが、買ったかいがありました。
キャッチコピーに悩んでいる方、ぜひ、ネタ集めから!
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