目次
打ち粉とは?
べたべたする生地などを扱いやすくするために使用します。
例えばクッキーやタルト、パイ生地などは、バターと砂糖が入っているので
ベタベタしてきます。
それを、台に生地がべたつかないようにして、麺棒でのばして薄くしていく作業があります。
その時に、打ち粉が活躍します。
打ち粉がなくて、台の上で生地をのばすと張り付いてしまい、生地が台からとれなくて
ぐちゃぐちゃになります。
打ち粉は生地と台の間に入ってすべらせながら、生地を伸ばすことができます。
打ち粉は強力粉を使用する理由は?
強力粉がサラサラしているからです。
薄力粉と強力粉の見分け方でよく使用する方法があります。
粉を握ってみる
薄力粉→固まりになる
強力粉→サラサラと落ちる
強力粉はなぜサラサラしているのか?
粒度が粗いからです。
強力粉の小麦は硬質(固い小麦)
薄力粉の小麦は軟質(柔らかい小麦)
小麦粉を粉砕したときに、強力粉は粗く
薄力粉は細かくなります。
強力粉は、粗いためサラサラした状態であり、
使用する時も、ふるうことはありません。
まとめ・打ち粉に強力粉を使用する理由
べたべたした生地をサラサラの状態にして
滑らせて生地を傷めずに、薄く延ばすことができる。
また、サラサラしていて粒度が粗いので、ハケなどで払うことで落としやすい。
しかし、落としやすいからといって、多少は生地に入り込むので
たくさん使用すると生地が固くなります。
適量を使用し、快適にお菓子の作業をしましょう。
打ち粉を使わない方法もあります!
ちなみに私は、クッキーやシュクレ生地の場合は
打ち粉を使いません。
ビニル袋を使います。
家が汚れず快適です。
多少コツがありますが、丈夫なビニル袋を使って
その中に生地をいれて伸ばします。
クッキーでしたら、冷凍庫で冷やし固めてビニル袋からはがして
型抜きやカットします。
シュクレ生地でしたら、やわらかい状態の方が敷き込みやすいので
温かい季節だと1-2分冷凍庫で冷やしてから、ビニル袋を半面だけはがして
型に敷きこみます。
寒い季節なら、冷やさずにそのまま型に敷きこみます。
ビニル袋があるので、生地はやぶれずに扱えます。
手早くしないとやりにくいのですが、慣れればこの方法が快適です。
ぜひ、また参考にしてください。